INTERVIEW

感想を
一部掲載

  1. HOME
  2. interview
  3. コピーライターや広告の制作者は「売り子」である

SEMINAR

制作部

コピーライターや広告の制作者は「売り子」である

気づきになったこと、および通販セミナーを終えての感想などをお書きください。
コピーライターや広告の制作者は「売り子」であるという考えに大変共感しました。
売る商品を愛し、優れている点を伝え、また魅力が一番感じられるシチュエーションを提案して欲しいと思わせる。
初めにお話された、アピールポイントを10点あげるというのも、広告制作の上では、売ろうとする商品に対し、上記の考えの元、商品の長所をどれだけ見つけられるか、ひいてはどれだけその商品知って、売れる為の魅力を考えぬいたかだと思います。
コピーやストーリーはまずそれがあって決まるのだと。

さらにはデータに基づき使用コンテンツの選択、優先順位により大きさが決まり、ノウハウによる効果的な見せ方の技術を使って結果の出せる広告となるのだと感じます。
また、商品を知ることと等しく、売り子であるならば自分のお客様のことも知る必要があり、ターゲットを知ってこそ、商品力に頼るだけでなく、ベネフィットを感じる文言やシチュエーションの提案を生み、商品を最大限魅力的にすることもできるのだと思います。

買う時に知りたい情報を漏らしていないかということにも、ユーザの立場として共感します。通販ヘビーユーザーの私ですが、欲しい情報が載っておらず、不安が残り買い控える時は、お客を取り逃がしもったいないことをしているなと感じることがしばしばです。
解決するには、ユーザが何を知りたいと思うのかということを把握する必要があります。

当社には、コンテンツ支持率結果表があります。ターゲット(症状)ごとにどんなコンテンツが必要か、またその優先順位がデータとして蓄積される仕組みです。
商品の「売り子」と化した制作者と、この虎の巻でつくり上げたクリエイティブが結果を出すことは、”それはそうだろう”という結論になります。

今回のセミナーの内容ですが、広告づくりのセミナーにこれまで何度か参加しておりますが、聞くこと見ること全てが初めてということではありませんでした。市場に出ているマーケティングの本等のHowTo本の内容もしかりですが、そう大差のある内容ということはなく、多くの人がその内容を聞いたり見たりはしているのだと思います。
なのに、なぜその皆が皆結果を出せないのか。
それは、聞く(見る)のとやるのは大違いだからなのだろうと思っています。
PDCAを実践する。言葉にするととても簡単ですが、実際にやること、そしてやり続けることは、それはそれは大変なことだと思います。
会社としての仕組みにするまでには、それはもう生半可な気持ちでは実現しないと思います。

当社でも、【2】【7】のリサーチの重要性は、社内で口にされているほど、実態がともなっておらず、実施までのプロセスもぞんざいです。そこにこそ売る為の答えがあるという考えの元、「考える人」「実施する人」「使う人」全員が本気で活用すること、信頼できるデータとして自社の最大の武器につくり上げることを同じ温度で思い、同じ方向に向かって進めた時が、自社のクリエイティブが本当に強くなる時だと思います。